見た目が似ているドッグフードとキャットフードですが、使われている材料や栄養素が全然違うのをご存じですか?
皆さんの愛犬や愛猫の健康を長く守るためには、それぞれの食事を代用することはできません。
ここでは、バランスのとれた食事の大切さとその食事を入れる「食器」の選び方について詳しく紹介します。
もくじ
ドッグフードとキャットフードの違い
見た目が似ているドッグフードとキャットフードですが中身は全然違います。
犬と言うのは雑食で植物性の原料を使用した食べ物でも大丈夫なのですが、猫は完全肉食動物です。
そのため入っている材料も栄養素も全然違うのです。
犬にキャットフードを与えると栄養過多になる可能性があります。
猫にドッグフードを与えると栄養不足になる可能性があります。
犬と猫の両方を飼っている場合は、見た目で判断しようとすると、区別がつかない位似ているのでしっかりと分けることをおすすめします。
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栄養のバランスの大切さ
そもそも生き物と言うのは、動物によって必要な3大栄養素の割合なども違います。
犬と猫は必要な必須栄養素が違ってくるため、それぞれのご飯に含まれている栄養素や材料等もちがいます。
人間もそうですが、必要な栄養素が足りていないとやせ細ってしまったり、体のバランスが崩れてしまいやすく、免疫機能が低下してしまったりする可能性があります。
肝臓や腎臓などの臓器にも負担がかかってしまうことがあるため、しっかりとバランスのとれた食事をすることが大切です。
犬であろうと猫であろうと、しっかりと栄養をとってバランスの良い食事をすることが大切な事は変わりません。
また、ドッグフードやキャットフードを手作りで与える飼い主の方もいるかもしれませんが、それぞれの動物に必要な栄養価やバランスの事などをしっかりと知識として知っている方でないとなかなか難しいところがあります。
与えてはいけない食材等もあるので、もし手作りでご飯をあげる方は、事前に調べておく必要があります。
ドッグフードの器を選ぶポイント3つ
大切な家族とも言えるワンチャンの食事を入れる「器」ですが、食事は毎日のことなので、器にもこだわりたいと言う方が多くいます。
毎日同じ食器ではなく、日によってデザインなどを変えてみるのも気分転換にもなり良いかもしれませんね。
ドッグフードの器にこだわるのであれば押さえておきたいポイントが3つあります。
器を選ぶポイント
- 安定感があるか?
- 食べやすい位置か?
- お手入れがしやすいか?
では詳しく見てみましょう。
器を選ぶポイント①|安定感があるか
犬からするとやはり食べやすさや安定性は大事です。
食べているときに器がひっくり返ってしまったり、バランスを崩しやすいものや食べにくいものは犬にとっても好ましくないはずです。
食べているところの姿を見て、もし食べ辛そうにしていたら、その器はあまり相性の良いものでは無いのかもしれません。
また、素材によっては滑りやすいものなどもあるので、そういった時は滑り止めのマット等を下にしいておくと滑らずに食べれるようになります。
器を変えて、はじめての食事の時はそういったポイントを見逃さないようにしっかりと見ておく必要があります。
食べているときに顔が当たったり勢いで器が動いてしまうことが頻繁にあるようだと、犬にとってもストレスになるかもしれません。
器が動いてしまうと食べにくいので、犬用の食器に関してはある程度の重みがある方が好ましいでしょう。
器を選ぶポイント②|食べやすい位置か
犬にとって食べる際の位置も重要になってきます。
犬の体格にもよりますが、高すぎたり低すぎたりすると食べづらいということもあり得ます。
床から近すぎると、首をぐっと下に下げなければなりませんし、高すぎてもこぼれてしまいやすくなります。
もし低すぎた場合は、小さな袋などに載せたりして、ちょうどいい高さになるように位置を調節してあげるなどの工夫が必要になります。
犬にとって食事の時間がストレスにならないように食べやすさを考えて、ちょうどいい位置に持ってきてあげることも大切です。
不自然な体勢で食事をすると消化吸収にも影響が出てきてしまう可能性があるため、健康的にも良くありません。
大切なワンちゃんの食事が快適な状態でできるように、飼い主としてできる限りの事は対策しておく必要があります。
器を選ぶポイント③|お手入れがしやすいか
お手入れについていうと、やはり汚れ等が落ちやすいこと、付着しにくいことなどが挙げられます。
油分のあるドライフードや匂いが残らないようなコーティングがしてあると、食器洗いするときに簡単に洗えて便利です。
ワンちゃんにとってもいつでも綺麗な器で食べれる方がいいですよね。
ドッグフードの器の素材
犬用の食器はよく見かけるのはステンレス製のもので定番でもありますが、最近では様々なデザインやカラフルなものなども登場しています。
犬用の食器にも、実は様々な素材を使ったものがあり、ステンレス製だけのものではなく、プラスチック製のものや陶器の食器も登場しています。
ステンレス製の食器
素材が硬くて噛みごこちが良くないため噛み癖のある犬にはおすすめです。しっかりした素材の方が耐久性にも優れているため長く使うこともできるでしょう。
陶器製の食器
この中で1番しっかりと重みのある器になります。つまり、食べているときに移動することがないため、安定感のある器と言うことです。犬にとってはお皿が安定していて食べやすいと感じるのではないでしょうか。
ワンちゃんにとってどの器がいいか「素材」から考えることも大事ですね!
ストレスなく、おいしい食事を食べれることによって、健康に長生きしてほしいですね。
あとがき
フード選び、お困りではないですか?
ネット上にはさまざまなクチコミがあります。
玉石混在の世界ですから、いったいどの情報を信用すればよいのか、さらに悩んでしまいますよね。
そのような方向けに、ペット管理栄養士の私が、5ヵ月かけてペット管理栄養士の視点から本当にお勧めできるBEST3を選びました。
みなさんのフード選びの参考になれば幸いです!
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