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ドッグフード選びに悩んでいる方必見!3つの重要ポイントを解説!

あなたはどのような基準で愛犬のドッグフードを選んでいますか?

ペットショップには様々なドッグフードが売られていてどれを選んだら良いのか迷ってしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか?

そんなあなたのために今回は愛犬のためのドッグフード選びの重要ポイントを3つ紹介したいと思います。

ドッグフード選びのポイントその1|穀物を含んだものかどうか

ドッグフード選びのポイントその1|穀物を含んだものかどうか

犬の食性は雑食性であるため、市販されているドッグフードには肉や魚などの他にトウモロコシや小麦などの穀物が含まれている場合が多くあります。

穀物類は肉類と比べてコストを低く抑えられることから、現在では手頃な価格のドッグフードにはこれら穀物の含有率を高めているものが多く出回っています

穀物はその栄養素の大部分が糖質であり、肉類の栄養素であるタンパク質や脂質とは大きく性質が異なりますが、この栄養成分の違いは犬の身体にどのような影響を与えるのでしょうか。

穀物を多く含むドッグフードの注意点

前述の通り犬は雑食性であるものの、生物学的には肉食動物です。

長い間、人間にペットとして飼われてきた歴史の中で人間の食生活に近づいていき穀物などを食べ始めたと言われています。

このため、もちろん穀物を与えても身体に問題はありませんが、穀物の主たる栄養素である糖質の過剰摂取は人間と同じく肥満になりやすいので注意が必要です。

愛犬の体重や体調を良く観察して管理してあげてください。

グレインフリーのフードの注意点

また、ドッグフードの中にはグレインフリーのフードがあります。

グレインフリーのフードとは

穀物をいっさい使用せず肉類をメインとして作られたもので、犬元来の肉食性を考慮して穀物を含まない食事を与えたいという思いの飼い主さんのためのフードです。

ただ、肉類のみの食事は穀物を含有したものと比較してタンパク質の割合が高くなる傾向にあります。

タンパク質の消化は糖質に比べて腎臓や肝臓に負担をかけるといわれています。このため、腎臓や肝臓が弱かったり、疾患を抱えている犬の場合には特に注意が必要です。

穀物含有のドッグフードは価格も低く抑えられる傾向にあり、愛犬の日々の食事の強い味方となってくれます。犬の健康面から見ても問題はないと考えますので上手に取り入れていってください。

ドッグフード選びのポイントその2|国産ドッグフードかどうか

ドッグフード選びのポイントその2|国産ドッグフードかどうか

品質にこだわる飼い主さんの中にはドッグフードも国産が良いのではないかと考えられる方も多いと思います。

ただ、あなたは『国産』ドッグフードの定義をご存知でしょうか?

これについては農林水産省が国産ペットフードについて明確に定義しており、そこには

原産国は、ペットフードの製造工程のうち、最終加工工程を完了した国を記載します。

農林水産省(ペットフード安全法 表示に関するQ&A)

とされています。

つまり、外国産の原材料を使用して現地の工場で中間工程までを行っていても最終加工を日本で行えば『国産』と名乗れるわけです。

果たしてこれが品質にこだわる飼い主さんが求めていた『国産』なのでしょうか。しっかりと『原材料』が国産であることを確認するようにしましょう。

ドッグフード選びのポイントその3|4Dミートを含んだものかどうか

ドッグフード選びのポイントその3|4Dミートを知る

「4D」とはペットフード業界で使用されている俗語なのですが、

  • DEAD(屠殺以外で死んだ動物の肉)
  • DISEASED(病気の動物の肉)
  • DYING(死にかけの動物の肉)
  • DISABLED(障害がある動物の肉)

これら英語の頭文字をとったものです。

正直、これら4つのどのお肉についてもあまり良い印象は抱きませんよね。

4Dミートとはこのような粗悪肉を揶揄した言葉なのですが、詳しくは、食肉の製造工程で出る余った部位(内臓、骨、屑肉等)から動物性油脂を搾り取って商品にした際に残る絞りカスのことを言います。

この中には屠畜以外で死亡した家畜の死体も原料として用いられることがあります。

この4Dミートは家畜やペットのエサとして使用されているのですが、ドッグフードにも使用することが許されています

これらの4Dミートは原材料名の表示にミール(ミートミール、ミートボーンミール、チキンミール、ポークミール等)という名称として記載されています。

全てのミールという表記に4Dミートが含まれているわけではありませんが、これは完全には否定できません

「4Dミート=身体に害がある」わけではありませんが、ここはドッグフードメーカーのこだわりや良心が大きく関わる部分になると思います。そういった観点でメーカーを選ぶのも良いと思います。

最後に

自分の愛犬に美味しくて安全なものを食べさせたいと思うのは飼い主として当たり前の心理だと思います。

一概にフードの価格が高くなれば品質もそれに比例して高くなるとは言えませんが、安いものには訳があるのもまた事実です。

人間も犬も身体は口から入れた食べものから作られています。この記事をキッカケに愛犬の食事の品質にもこだわってみてはいかがでしょうか。

この記事が愛する我が子のためのご飯選びの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

あとがき

フード選び、お困りではないですか?

ネット上にはさまざまなクチコミがあります。

玉石混在の世界ですから、いったいどの情報を信用すればよいのか、さらに悩んでしまいますよね。

そのような方向けに、ペット管理栄養士の私が、5ヵ月かけてペット管理栄養士の視点から本当にお勧めできるBEST3を選びました。

みなさんのフード選びの参考になれば幸いです!
》【ステマなし・ガチ評価】ペット栄養管理士が選ぶドッグフード3選

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愛犬の健康に欠かせないドッグフード。たくさん種類があって、いったどれを選べばよいの?そんな悩みにペット栄養管理士がお答えします。実際に購入して成分を徹底的に分析、愛犬にも食べてもらい、ステマ無しのガチ評価をしています。

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  • この記事を書いた人

ささみ

ペット栄養管理士、ドッグトレーナーの資格を持ち、人生の大半を犬にまつわる仕事に携わってきました。現在は、これまでに得た知識や経験を活かし、会員数2000人のオンラインサロンのオーナーを務めています。 他のサイトでは掲載されていない独自の切り口で情報発信しつつ、ミニマリストに暮らしています。